吃音・コミュ障の僕でも公務員になれた理由[技術系公務員]

どもリッチ
どもりでリッチな人生を、どもリッチです。

 

私どもリッチは、吃音でコミュ障の癖に背伸びをして公務員の仕事をしていた時期がありました。

就活がうまく行かずに待遇の悪い会社に就職してしまい、少しでも待遇を高くしようと公務員試験に挑戦しました。

僕は面接が大の苦手で、新卒の就活で民間企業の面接にことごとく落ちまくった僕が、働きながらなんとか公務員試験に合格できた理由を紹介していこうと思います。

地方公務員より国家公務員の方がコミュ障に優しい

公務員試験には地方公務員試験と国家公務員試験とに大まかに分類されますが、国家公務員の方がコミュ障に優しいと言えます。

公務員試験といえば筆記試験のイメージがあると思いますが、最近の地方公務員試験は面接重視になっています。

  • 筆記と面接の配点比率が極端に面接の方に偏っている自治体
  • 筆記試験は受験者を絞るためだけに存在し最終合格は面接のみで決める自治体
  • そもそも筆記試験すら実施しない自治体

が出てきており、とにかく面接重視にシフトしており、僕のような吃音コミュ障のはとても風当たりが強い時代になっております。

それに比べて、国家公務員試験は筆記と面接の総合点で勝負できます。

国家公務員試験の配点(人事院HPより)

 

国家公務員試験は人物試験の配点(2/9)に比べて筆記試験の配点(7/9)が高くなっており、面接が苦手でも筆記試験の得点で面接の失点をカバーすることができます。

なので面接に自信の無い僕のようなコミュ障には、国家公務員試験のほうがチャンスがあるのです。

なお、国家公務員試験には一般職試験と総合職試験がありますが、総合職試験はいわゆる官僚になるための試験なので、ここでは一般職の方を前提に紹介していきます。

理系の人は技術系公務員が狙い目

僕は大学で電気系の学科にいましたが、理系の人はその専攻を筆記試験に活かせる技術系公務員をおすすめします。

理系の就活生は大体民間企業を目指す傾向にあり、特に優秀な人は推薦で大手企業に就職する傾向があります。

実際僕の大学でも公務員試験を受ける人はほとんどいませんでした。

なので、事務系公務員と比べて倍率が低く優秀な受験生も少ない傾向にあり、僕のような吃音コミュ障にもチャンスがあります。

技術系公務員は倍率が低い

参考に僕が実際に受験した国家公務員一般職試験の平成28年度試験の時の倍率を例に説明します。

公務員試験総合ガイドhttps://90r.jp/ippan.htm#kekkaより

 

最新の試験の倍率を知りたい場合は公務員試験総合ガイドで調べることができます。

注目してほしいのは試験区分の行政と技術系の倍率の差です。

試験区分の「行政」とは文系の人が受ける試験で、倍率も2.5倍以上で高い地域では5倍近くとなっていますが、技術系は1.4倍〜と行政に比べて低くなっています。

特に電気・機械系の学科を専攻している人は特に倍率が低く穴場であることがわかると思います。

ちなみに僕は電気電子情報で受けました。

技術系公務員は試験範囲が狭く高得点も必要ない

公務員試験の特徴といえば、民間と比べて本格的な筆記試験があることが挙げられます。

筆記試験では「基礎能力試験」「専門試験」「論文(記述)試験」の3つがあります。

「基礎能力試験」は教養試験だと思ってもらえれば良いです。

パズルのような問題や推理、読解など知能を問われる問題と、文系理系の各科目の高校レベルの知識を問われる問題からなっており、5つの選択肢から1つ選ぶような問題がメインです。

「基礎能力試験」は行政も技術系も共通の問題です。

行政と技術系で大きく違うのは「専門試験」です。

行政も技術も5つの選択肢から1つ選ぶような問題がメインですが、行政の「専門試験」は出題範囲が広く、公務員試験のために自分の専門分野以外も勉強しなくてはならず、問題集を何冊もこなす必要があります。

公務員試験総合ガイドhttps://90r.jp/ippan.htm#kekkaより

 

一方技術系は試験範囲が狭く、ほとんどの範囲を大学受験の理系科目+大学1,2年レベルの内容でカバーできます。

つまり、公務員試験のために新たな分野を勉強する必要があまりなく、今まで勉強してきた内容を思い出すだけで済む場合が多いのです。

問題集も技術系ならば2冊で済みます。

公務員試験総合ガイドhttps://90r.jp/ippan.htm#kekkaより

 

中には、

勉強したことのない分野も入ってる!!

という人もいるかもしれません。

実際僕も電気電子情報区分で受けましたが、情報・通信系の分野はあまり勉強したことがありませんでした。

しかし心配ありません。

後述するように、技術系は行政と比べて高得点は必要ありませんので、最悪分からない分野は捨てる(勉強しない)という手段を選ぶことも可能です。

筆記試験は3割取れれば受かる

「基礎能力試験」と「専門試験」はそれぞれ40点満点ですが、基準点というものが存在し、どれか1つの試験でも11点以下の点数を取ってしまうと他の試験がどれだけ良くても不合格になってしまいます。

ここ数年の技術系の試験は「基礎能力試験」と「専門試験」はそれぞれ12点以上取れば筆記試験に合格できるようになっており、たった3割の得点で済むのでかなりハードルが低くなっています。

しかし、筆記試験の得点が低いと面接で高得点を取らなくいけなくなるので、面接が苦手なら筆記でできるだけ得点を稼いでおきたいところです。

だからといってそこまでの高得点は必要なく、半分の20点も取れれば以降の試験も有利に進めることができます。

参考までに、過去の試験で合格するために何点必要か計算できる便利なサイトを紹介します。

公務員試験対策室

最終合格するためには筆記、記述、面接で何点取れば良いかをシミュレーションすることができます。

公務員試験の対策についても解説されているので読んでおくことをおすすめします。

「基礎能力試験」用のおすすめ問題集

公務員試験の問題集は僕の頃は「スーパー過去問ゼミ」シリーズと「クイックマスター」シリーズ(現在は

「本気で合格!過去問解きまくり!」シリーズ)が有名でした。

どちらでも良いと思いますが、個人的には「スーパー過去問ゼミ」は解説が簡素に感じるので「本気で合格!過去問解きまくり!」の方をおすすめします。

全部で8冊ありますが、全部勉強するのは大変なので、技術系ならば人文科学を捨てることをおすすめします。

  • 数的推理・資料解釈(配点が高いので優先的にやる)
  • 判断推理・図形(配点が高いので優先的にやる)
  • 文章理解(配点が高いので優先的にやる)
  • 社会科学(高校レベルの政治・経済・法律・社会など。興味のある分野だけにするなど程々に)
  • 人文科学Ⅰ・Ⅱ(高校レベルの世界史・日本史・地理など。理系には無縁の分野で配点が低いので捨てる)
  • 自然科学Ⅰ・Ⅱ(高校レベルの物理・化学・生物・地学など。配点が低いので程々に)












 

加えて時事問題も出題されるので、余裕があれば対策をおすすめします。


 

「専門試験」用のおすすめ参考書

「専門試験」の内容は専門分野によって多少異なりますが、主に「工学に関する基礎」と「各専門分野」の2つに分類されます。

必要な問題数も「工学に関する基礎」と「各専門分野」のたった2冊で済みます。

「工学に関する基礎」の問題集は「スーパー過去問ゼミ」シリーズと「攻略問題集」がありますが、「スーパー過去問ゼミ」は難易度がとても高く、はっきり言って地雷と行ってもいい程です。

なので僕は「攻略問題集」をおすすめします。



「各専門分野」の問題集は土木以外は現状「スーパー過去問ゼミ」しかありません。










 

論文(記述)試験

この試験は作文試験だと思ってください。

技術系の場合は自分の選択した専門分野に関するテーマについて自分の意見を書くことになります。

僕が受けた時は「情報セキュリティを向上させるにはどうすればよいか」というような内容が出題された記憶があります。

こういう試験はどんな内容が出題されるか運要素にも左右されるので、とにかく結論まで最後まで書ききることを意識すると良いと思います。

この試験は8点満点で基準点は3点であり、2点以下を取ってしまうと不合格になります。

採点基準は不透明であり、正直祈るほか無いと思います。

面接試験

面接はA,B,C,D,Eの評価からなっており、E判定を取ってしまうと不合格になります。

僕の場合は面接はE判定さえ取らなければいいやという考えで臨みました。

結果は案の定D判定でしたが、筆記の点数で面接の失点をカバーすることができたようで、最終合格できました。

官庁訪問は不人気官庁を狙う

実は最終合格できたらそれで終わりではありません。

自分の希望する省庁に出向いて面接を受けて、その省庁に採用される必要があります。

これを官庁訪問といいます。

同じ省庁でも、霞が関などで働く中央省庁と地方で働く出先機関で採用が別れています。

中央省庁は面接の難易度が高く回数も多い傾向にあるので、社会人から転職するなら難易度が低く回数も少ない地方の出先機関を中心に訪問することになると思います。

また省庁によっては人気な省庁や不人気な省庁なども存在します。

基本的に転勤がないまたは範囲が狭い省庁が人気が高く、全国転勤がある省庁は不人気である傾向にあると思います。

僕が考える最も不人気省庁の1つに防衛省の自衛隊が挙げられます。

自衛隊といっても自衛官ではなく事務官・技官として採用されます。

しかし自衛隊から連想されるイメージと全国転勤も相まって特に不人気省庁に挙げられます。

面接も1回だけでしたし、僕のような吃音コミュ障も受け入れてくれるほど人材集めに困っていると考えられます。

こういった理由で省庁を選ぶのはあまり良くないのですが、どうしても公務員になりたい場合や面接がどうしても苦手な場合は仕方ないのかもしれません。

コミュ障に公務員はおすすめしない

なんとか公務員になることができましたが、実は後悔しています。

僕のような吃音コミュ障は、公務員になってはいけないとすら思います。

公務員の仕事はいろんな人や他部署との調整が多い仕事で、コミュ障の僕にはとても勤まるものではありませんでした。

詳しくは別の記事でも書こうと思います。

まとめ

面接が苦手な人は面接重視の地方公務員よりも総合点で勝負できる国家公務員一般職のほうがチャンスがあると考えます。

筆記試験は高得点は必要なく時間のない社会人でもチャンスがありますが、後の面接のことを考えると筆記でできるだけ得点を稼いでおきたいところです。

最終合格後も官庁訪問がありますが、面接が苦手な僕は必然的に不人気省庁の出先機関の面接を受けることになり無事採用されました。

しかし公務員の仕事は吃音コミュ障の僕に勤まるものではなく、退職することになります。

 

以上、どもリッチでした。

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